お子さんの日焼け止め対策~やさしく守ろう、大切なお肌~【2025年度】|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

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お子さんの日焼け止め対策~やさしく守ろう、大切なお肌~【2025年度】|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

お子さんの日焼け止め対策~やさしく守ろう、大切なお肌~【2025年度】

🌞夏に向けて、外遊びやおでかけの機会が増えてきますね。元気いっぱいに外で遊ぶことはとっても大切。でも、お子さんの肌は大人よりずっとデリケートで、紫外線の影響を受けやすいんです。

だからこそ、今からしっかりと紫外線対策を始めましょう!

👶生後6か月までは日焼け止めは最小限に

赤ちゃんの肌はとても薄くて、バリア機能もまだ未熟。そのため、紫外線の影響を受けやすく、日焼け止めの成分が刺激になることもあります。

生後6か月未満のお子さんには、日焼け止めは基本的に使わずに、以下のような方法で紫外線から守ってあげましょう:

  • ベビーカーのフードや日傘などのサンシェード
  • UVカットの帽子や長袖の服
  • 午前10時〜午後2時の強い日差しの時間帯を避けてお散歩

どうしても日差しの強い場所に出る場合は、一時的に日焼け止めを使うことも可能です。その際は、「酸化チタン」や「酸化亜鉛」入りの低刺激タイプがおすすめです。

🧒6か月を過ぎたら、日焼け止めの出番!

生後6か月を過ぎたら、日焼け止めを使って紫外線対策を強化しましょう。

🏡日常のおでかけには…

SPF15〜20程度でOK!

🏖️海や山など紫外線が強い場所では…

SPF20〜40程度の**広範囲紫外線防止(ブロードスペクトラム)**タイプがおすすめです。

※「ウォータープルーフ」と書かれていても、完全には落ちないわけではありません。2時間おきや、水遊び・汗をかいた後には必ず塗り直しましょう。

🧴日焼け止めの正しい使い方

塗るタイミングは?
→ 外出の15〜30分前に塗っておきましょう。

塗る量の目安は?

  • クリームタイプ:パール粒2個分
  • 液体タイプ:1円玉2個分

これを目安に、顔全体にやさしくのばしてください。

腕や足など広い部分には?
容器から肌に直接線を引くようにのせて、手のひらでくるくると円を描くようにムラなくのばしましょう。

💡ポイントまとめ

  • 👶 **赤ちゃん(6か月未満)**は日焼け止めを使わずに、日陰+衣類で守って!
  • 🧒 6か月以上はシーンに応じてSPF値を使い分けて、こまめに塗り直し!
  • 🌱 お子さんの肌を守ることは、将来の健康にもつながります。

お子さんの笑顔と健やかな成長のために、今年の夏も紫外線対策を忘れずに☀
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

参考文献

Is Sunscreen Safe: Children’s Hospital of Philadelphia 

日本小児皮膚科学会 お役立ちQ&A こどもの紫外線対策について

登戸の小児科・アレルギー科|なかむらこどもクリニック
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