指しゃぶりについて|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

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指しゃぶりについて|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

指しゃぶりについて

乳幼児の健診を行っていると時々相談を受けるので、まとめてみる事にしました。

<なぜ子供は指をしゃぶるの?>
赤ちゃんは元々、吸啜反射といって、指などを口に入れると吸い付く反射を持っています
。このため、指しゃぶりはお母さんのお腹の中にいる頃からみられることもあります。指
しゃぶりをすると赤ちゃんは安心を憶えるため、一部の赤ちゃんでは指しゃぶりが習慣化
することがあります。

<指しゃぶりはどのくらい続くの?>
多くのお子さんは自然に指しゃぶりをしなくなりますが、3歳時健診でも5人に1人程度の
お子さんで指しゃぶりがみられます。それ以降、友達とよく遊ぶようになるとともに指し
ゃぶりはどんどん減っていきますが、5歳頃まで残っているお子さんでは特別な対応をす
ることが必要となります。

<どんな対応をするの?>
3歳頃まではおおむね焦らなくてもよいです。4歳になっても習慣化している場合には、お
子さんが指しゃぶりをしていない時に褒めたり、ご褒美として絵本を追加で読んであげた
りするなど、初期対応をして頂いております。夜寝る時に安心できるように枕やぬいぐる
みなどを渡すなども時に効果的です。子どもが無意識に指しゃぶりをしている際には、軽
くやめるように促しましょう。ただし、叱ったり、批判したり、からかったりしないでく
ださい。