小児救急看護認定看護師って、どんな人?
- 2025年6月11日
- クリニック情報
「小児救急看護認定看護師」という言葉を、はじめて聞いた方も多いかもしれません。
これは、日本看護協会が認定する専門資格を持った看護師のことです。
■ 認定看護師とは?
認定看護師とは、日本看護協会が定めた特定の分野において、専門的な知識と技術を備えた看護師です。
この資格を得るには、
- 通算5年以上の実務経験(うち3年以上は専門分野で)
- 600時間以上の認定教育の修了
- 認定審査(筆記試験)の合格
など、厳しい基準を満たす必要があります。
現在、認定看護師の分野は20以上あり、「がん看護」や「感染管理」「皮膚・排泄ケア」など様々です。
■ 小児救急看護認定看護師とは?
その中でも「小児救急看護認定看護師」は、お子さんの急な病気やケガ、事故、育児の不安、そして虐待など、子どもと家族が突然直面する困難な状況に対して支援を担えるよう研修を積んだ認定看護師です。
お子さんの症状を素早く観察・判断する
ご家族の不安や育児の悩みに寄り添う
子どもの事故を防ぐためのアドバイスをする
虐待や心のサインを見逃さず適切につなげる
といった、医療と家庭をつなぐ大切な役割を担っています。
全国でも**250名程度(※2025年時点)**しかいらっしゃいません。
■ 当院の取り組み
なかむらこどもクリニックでは、小児救急看護認定看護師が、
医師の指示のもと、お子さんの健康や育児に関するご相談をお受けしています。
このたび、再診の方向けに、
「育児相談」の時間を新たに設けました。
- 発達や体調についての気になること
- お薬の飲ませ方や生活リズムのこと
- 保護者としての不安や悩み
など、医療的な視点からのご相談を、看護師が丁寧にお伺いし、医師と連携して対応します。
「こんなこと、聞いてもいいのかな?」と思うようなことも、安心してご相談ください。ご希望の方は受診の際に医師にお伝えください。
登戸(のぼりと)の小児科・アレルギー科|なかむらこどもクリニック
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