医師紹介|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

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医師紹介

医師紹介|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

院長経歴

中村 俊紀

はじめまして。なかむらこどもクリニックの中村俊紀です。
わたしはこれまで、新生児医療・一般小児科・小児集中治療、アレルギーの研鑽を積んで参りました。アレルギーに関しては母校でたくさん診療と研究もさせて頂きました。
また、英国にてアレルギー疾患の研究をする機会を頂き、「患者さんがどのような経過をたどるのか」「リスクとなる特徴は何か」など多くの知識と経験を得ることができた思います。
帰国後は医師の教育に携っていましたが、より患者さんと近いところで働きたいと思いが募り、なかむらこどもクリニックを開院しました。
今後はこの地域のお子さんのかかりつけ医として信頼され相談いただけるよう頑張りたいと思います。

院長中村 俊紀

昭和大学小児科学講座 入局
町田市民病院小児科 勤務
昭和大学病院周産期部門新生児センター 勤務
昭和大学横浜市北部病院小児科 助教
昭和大学病院小児医療センター 病棟医長
昭和大学医学部小児科学講座 講師
国立成育医療研究センター病院 集中治療科 フェロー
英国Imperial College London 小児科 客員研究員
日本小児アレルギー学会食物アレルギー診療ガイドライン2021 システマティックレビュー委員

資格・所属学会・受賞歴

  • <資格>
  • 日本小児科学会 専門医・指導医
  • 日本アレルギー学会 専門医・代議員
  • <所属学会>
  • 日本小児アレルギー学会
  • ヨーロッパアレルギー学会
  • 小児集中治療研究会
  • Pediatric Advanced Life Support インストラクター
  • JATECプロバイダー
  • <受賞歴>
  • 2008 日本小児アレルギー学会  優秀論文賞
  • 2008 日本未熟児新生児学会  優秀論文賞
  • 2017 European academy of allergy and clinical immunology annual conference: Abstract award

診察時に心がけていること

保護者の方はもとより、お子さん自身にも理解してもらえるように心がけています。アレルギー疾患は慢性疾患なので、根気よく治療をすることが必要です。お子さんの治療のモチベーションを保てるように、お子さんの理解度に応じて治療の説明をします。

患者様とご家族へのメッセージ

私は、小児科医は総合診療医としての資質を持たなければならないという思いで研鑽を積み、また若い先生たちの指導をしました。実際、国立成育医療研究センター病院では、集中治療科・救急科で研修を積んでおります。勿論、全てにおいて各領域の専門医の先生方のように知識があるわけではなく、己の限界を知ることも重要だと心得ています。当クリニックでは治療が困難な患者さんは、地域の2次医療施設や大学病院などの3次医療施設へのご紹介をいたします。

記憶に残る患者さんのエピソード

重度の食物アレルギーのお子さんでしたが、前述の経口免疫療法が成功し、普通に食べられるようになった患者さんでしょうか。

同治療はごくごく少量からアレルギーの原因食物を食べ始めます。1年程度で給食などにでる量まで食べられるようになるお子さんもいれば、中には5・6年かけてもそこまでたどり着かないという方もいらっしゃいます。治療を終える最後の段階で経口負荷試験を行って、アレルギーの原因食物を本当に問題なく摂取できるか検査しますが、その試験で問題ないことが確認された時には、皆さんとても晴れやかな顔で「本当に良かった」「頑張ったかいがあった」とおっしゃっていました。

残念ながらまだ臨床試験のため、当院では今のところできない治療ですが、今後より安全性が高まる方法が確立されたら、是非行いたいと思います。

メディア掲載

●Journal of Allergy and Clinical Immunology: Global DOI: 10.1016/j.jacig.2022.02.002

 「Evaluation of early laryngeal reaction at oral food challenge」

●British Journal of Dermatology 2021  DOI: 10.1111/bjd.20767

 「Modelling trajectories of parentally reported and physician-confirmed atopic dermatitis in a birth cohort study

●LiSA 2021年10月号 「こどものことをもっと知ろう―気管支喘息」 

● 日本小児アレルギー学会誌 35巻(20213号 

CQ2 IgE依存性牛乳アレルギー患者において,経口免疫療法は完全除去の継続と比較して有用か?

● British Journal of Dermatology 2019年3月 DOI:10.1111/bjd.17853

「Different definitions of atopic dermatitis: impact on prevalence estimates and associated risk factors.」

● 周産期医学 201848巻 増刊号 赤ちゃんとお母さんのためのアレルギー読本

●デルマ2017年4月 「こどもの食物アレルギー : 疫学と最近の話題 (特集 こどもとおとなの食物アレルギー診療)」

お母さんのアレルギー診療と子どもの発症予防

●医学のあゆみ 病態栄養学UPDATE 2016 25910

●臨床免疫・アレルギー科2014年8月「アナフィラキシー症状におけるアドレナリン使用の調査 (特集 アナフィラキシーの現状と診療の進歩)」

●日本救急医学会雑誌 2013年 「小児重症急性脳症における頭蓋内圧の推移に関する検討