キズの対応
当院では、お子さんのけがした際、キズを縫うことはできませんが、初期対応をおこなっております。対応できない場合には、近隣医療機関をご紹介しております。
お子さんがけがした時は、慌ててしまいがちですが、落ち着いて対応することが大切です。まずは、キズをよく観察し、何か刺さっているものや砂などの異物がないか、確認しましょう。汚れている場合には、流水でよく洗い流します。この際、水道水で大丈夫です。
洗った後に出血が続いている場合には清潔なガーゼでまずはキズそのものを直接圧迫してください。
出血がとまり、流水でよくあらい、異物がなければキズが隠れるくらいの大きさの創傷被覆材・絆創膏で多います。創傷被覆材はキズパワーパッド・カットバンモイストなどを指します。キズが乾く前に使用する必要があるので、ご自宅に常備しておくのがお勧めです。
受診の目安
出血が止まらないとき、ガラスなどが刺さって取れない時、指の曲げ伸ばしができないとき、深い傷、強く汚れてしまっているとき、動物にかまれたときには受診が必要です。
救急車
出血が大量のとき、意識がない、けいれんしている時は、迷わず119番で救急車を呼びましょう。