医師紹介|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

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医師紹介

医師紹介|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

院長経歴

中村 俊紀

なかむらこどもクリニック院長の中村俊紀と申します。当院は2021年に開業した小児科とアレルギー科のクリニックです。私自身の専門性(小児科学会及びアレルギー学会認定の専門医・指導医)を生かして、健やかな成長とご家族のサポートそして、地域貢献を柱としたお子さんのクリニックです。前任は昭和大学病院では小児科の専任講師・病棟医長として小児科医とアレルギー科医の育成、お子さんのアレルギーに関する疫学を専門に研究していました。当院を開業してからは、お子さんの総合診療医を目指して日々勉強しています。

さて、私の診療方針ですが、治療には可能な限り根拠を持って診療するように心がけています。そして、症状を丁寧に診察し、再診時には治療への反応を確認しながら、調整しています。このため、同じような症状のお子さんであっても、異なるお薬を処方することがあります。

開業からは早3年が経ち、多くの方に来院頂きました。特に乳児の予防接種から来院されているお子さんがスクスクと成長する姿を見れることがとても嬉しいです。また、ご兄弟ができて来院いただく方も多く、楽しく診療しています。一方で、一人ですべての事はできないので、地域や行政の方との連携をしっかり行うことが重要と考えています。

クリニック以外の活動として、現在は3つの園の園医をしています。また、アレルギーの専門性を生かして、川崎市医師会の保育園医部会のアレルギー対策の担当をしています。当院がある多摩区では、区役所でのアレルギー相談を担当し、市立多摩病院では小児科でアレルギー専門外来を担当しています。

これからも当院に受診して本当に良かったと思っていただけるよう、スタッフ一同で準備し、ご来院をお待ちしております。

院長中村 俊紀

昭和大学小児科学講座 入局
町田市民病院小児科 勤務
昭和大学病院周産期部門新生児センター 勤務
昭和大学横浜市北部病院小児科 助教
昭和大学病院小児医療センター 病棟医長
昭和大学医学部小児科学講座 講師
国立成育医療研究センター病院 集中治療科 フェロー
英国Imperial College London 小児科 客員研究員
日本小児アレルギー学会食物アレルギー診療ガイドライン2021 システマティックレビュー委員
日本小児アレルギー学会小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2023システマティックレビュー委員

資格・所属学会・受賞歴

  • <資格>
  • 日本小児科学会:小児科専門医・認定小児科指導医
  • 日本アレルギー学会:アレルギー専門医・認定アレルギー指導医・代議員
  • 日本小児アレルギー学会 代議員
  • 厚生労働省臨床研修指導医
  • <所属学会>
  • 日本小児アレルギー学会
  • ヨーロッパアレルギー学会
  • 小児集中治療研究会
  • JATECプロバイダー
  • <受賞歴>
  • 2008 日本小児アレルギー学会  優秀論文賞
  • 2008 日本未熟児新生児学会  優秀論文賞
  • 2017 European academy of allergy and clinical immunology annual conference: Abstract award

水曜日担当:遠藤翔太先生

昭和大学横浜市北部病院にいつもは勤務されています。日本小児科学会認定の小児科専門医で、専門はお子さんの腎疾患です。日本腎臓学会の腎臓専門医で、夜尿症の診療なども慣れている先生です。
※大学から派遣頂いている医師のため、急に交代されることがあります。

院長の思い

診察時に心がけていること

保護者の方はもとより、お子さん自身にも理解してもらえるように心がけています。アレルギー疾患は慢性疾患なので、根気よく治療をすることが必要です。お子さんの治療のモチベーションを保てるように、お子さんの理解度に応じて治療の説明をします。

患者様とご家族へのメッセージ

私は、小児科医は総合診療医としての資質を持たなければならないという思いで研鑽を積み、また若い先生たちの指導をしました。実際、国立成育医療研究センター病院では、集中治療科・救急科で研修を積んでおります。勿論、全てにおいて各領域の専門医の先生方のように知識があるわけではなく、己の限界を知ることも重要だと心得ています。当クリニックでは治療が困難な患者さんは、地域の2次医療施設や大学病院などの3次医療施設へのご紹介をいたします。

記憶に残る患者さんのエピソード

重度の食物アレルギーのお子さんでしたが、前述の経口免疫療法が成功し、普通に食べられるようになった患者さんでしょうか。

同治療はごくごく少量からアレルギーの原因食物を食べ始めます。1年程度で給食などにでる量まで食べられるようになるお子さんもいれば、中には5・6年かけてもそこまでたどり着かないという方もいらっしゃいます。治療を終える最後の段階で経口負荷試験を行って、アレルギーの原因食物を本当に問題なく摂取できるか検査しますが、その試験で問題ないことが確認された時には、皆さんとても晴れやかな顔で「本当に良かった」「頑張ったかいがあった」とおっしゃっていました。

残念ながらまだ臨床試験のため、当院では今のところできない治療ですが、今後より安全性が高まる方法が確立されたら、是非行いたいと思います。

院長のメディア・論文掲載

●Journal of Allergy and Clinical Immunology: Global DOI: 10.1016/j.jacig.2022.02.002

 「Evaluation of early laryngeal reaction at oral food challenge」

●British Journal of Dermatology 2021  DOI: 10.1111/bjd.20767

 「Modelling trajectories of parentally reported and physician-confirmed atopic dermatitis in a birth cohort study

●LiSA 2021年10月号 「こどものことをもっと知ろう―気管支喘息」 

● 日本小児アレルギー学会誌 35巻(20213号 

CQ2 IgE依存性牛乳アレルギー患者において,経口免疫療法は完全除去の継続と比較して有用か?

● British Journal of Dermatology 2019年3月 DOI:10.1111/bjd.17853

「Different definitions of atopic dermatitis: impact on prevalence estimates and associated risk factors.」

● 周産期医学 201848巻 増刊号 赤ちゃんとお母さんのためのアレルギー読本

●デルマ2017年4月 「こどもの食物アレルギー : 疫学と最近の話題 (特集 こどもとおとなの食物アレルギー診療)」

お母さんのアレルギー診療と子どもの発症予防

●医学のあゆみ 病態栄養学UPDATE 2016 25910

●臨床免疫・アレルギー科2014年8月「アナフィラキシー症状におけるアドレナリン使用の調査 (特集 アナフィラキシーの現状と診療の進歩)」

●日本救急医学会雑誌 2013年 「小児重症急性脳症における頭蓋内圧の推移に関する検討