食物アレルギー相談|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

  • 「登戸駅」徒歩1分
〒214-0014 神奈川県川崎市多摩区登戸2428番地 Noborito Gate Building 4階
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食物アレルギー相談

食物アレルギー相談|なかむらこどもクリニック|登戸駅徒歩1分|川崎市多摩区の小児科・アレルギー科

食物アレルギー診療について

当院では、日本アレルギー学会が認定する アレルギー専門医 が診療を担当しています。
また、多摩区役所でのアレルギー相談や、市立多摩病院小児科のアレルギー専門外来も兼任しており、地域におけるアレルギー診療に幅広く携わっています。

食物アレルギーは、お子さんの成長や生活の場(保育園・学校など)に直結するため、ご家族にとっても不安や疑問がつきないテーマです。
当院ではこれまで専門診療の時間に初診の方も受け入れてきましたが、診療時間がかぎられており、十分にお話を伺えないケースがありました。

そこで、新たに 「食物アレルギー相談」専用の時間(火・水・金曜日 11:30~) を設けました。
この時間は、初めてご相談される方にしっかりと時間を確保し、「適切な診断」「ご家庭での食事や日常生活で必要な配慮」「緊急時の適切な対応方法」などの内容について専門医が丁寧にご説明・ご相談を行います。

食物アレルギーは、子育て中のご家族にとって心配の尽きないテーマかと思います。「これって相談してもいいのかな?」と迷ったときも、まずはお気軽にご利用ください。
ご予約はコチラから

はじめて食物アレルギー相談を希望される方へ

 Web予約から 「食物アレルギー相談」 をお選びください。完全予約制 です。

・当院でかかりつけ登録または定期通院中の方(※1)は、通常の診療時間内でもご相談いただけます
 ※1 乳児の健診や定期予防接種、市立多摩病院で主治医が中村院長の方を含みます
 ※2 内容によっては、あらためて別の日にご来院をお願いすることがあります

ご予約の前にご確認ください

・アレルギーの検査は、健康保険を使う場合、医師が「必要」と判断したときにのみ 行うことができます。
 問診の結果、検査が不要と判断されることもあり、ご希望に添えない場合があります。
・検査が必要かどうかは、診察でお話を伺ったうえで 判断いたします。
 お電話では検査の可否についてお答えできませんので、あらかじめご了承ください
・血液検査に関してはぜひこちらの当院ブログもご覧ください

 ご予約はコチラから

アレルギー管理指導表の記載(川崎市)

川崎市の「アレルギー管理指導表」は、原則としてお子さんのかかりつけ医や主治医が記載することになっています
まずは、かかりつけの先生にご相談ください。
もし、現在かかりつけ医や主治医がいらっしゃらない場合には、当院でもご相談いただけます。
ただし、アレルギー管理指導表は診断書と同じ扱いの書類になるため、診断がはっきりしていない場合には、すぐに記載できないことがあります。

なお、川崎市では「診断が確定するまでの間の一時的な対応」を保育園にお願いすることができます。詳しくは 『川崎市保育施設における食物アレルギー対応マニュアル(2024年改訂版)』をご参照ください。

食物アレルギー以外の疾患による除去食(乳糖不耐症や薬の飲み合わせなどの)対応を要する場合には、異なる手続きが必要です。詳しくは保育園や学校に相談ください。

食物経口負荷試験を希望される方へ

第2・4水曜日に川崎市立多摩病院にて、当院院長が食物アレルギーのお子さんの食物経口負荷試験を行っています。試験は日帰り入院で予定しますが、強い症状誘発があった場合には、翌日退院となります。

1. かかりつけ医をお持ちの方
川崎市立多摩病院小児科アレルギー外来(中村俊紀)宛に紹介受診下さい。

2.かかりつけ医がいらっしゃらない方
多摩病院受診には紹介が必要です。当院(なかむらこどもクリニック)へ受診下さい。
「食物アレルギー相談」外来をご予約の上受診下さい。

3. 準備
アレルギー問診票がダウンロードできます。10分程かかるので事前に記載して持参下さい。

4. 注意事項
食物運動誘発アナフィラキシーの負荷試験・食物経口免疫療法は行っておりません。かかりつけ医からアレルギー基幹病院(国立相模原病院・国立成育医療研究センター病院など)をご紹介下さい。

5. 経口食物負荷試験に関する説明
アレルギー反応の原因として疑われる食物を実際に摂取して、症状が誘発されるか客観的に判定する試験です。

食物アレルギーは因果関係が明確な病歴がないと正しい診断が出来ません。
特異的IgE値などのアレルギー検査の数値が高くても、摂取により症状誘発を起こさない方がおり、不明確な病歴の際には負荷試験を行う必要があります。

経口食物負荷試験は症状誘発のリスクがあり、症状誘発の際に迅速な対応を求められます。
幾つかの食物では、特異的IgE値の程度で“症状誘発の確率”を推定することが可能です。しかし、誘発症状が“どの程度重篤になるか”を正確に予測できる指標はありません。このため、人員・医療物品の面で安全な環境で試験を行うことが望まれます。

川崎市立多摩病院では、上記のリスクに対応できる環境があります。これまでは、主に遠方の病院を紹介することが多く、より身近な環境で、医療サービスが受けられるように連携を行うこととしました。

試験は日常摂取量・中等量・少量の主に3段階で行っています。問診票に記載頂いた病歴からリスク評価を行い、適切な負荷試験量を決定します。負荷試験の陽性率は概ね20-30%程度とお考え下さい。

負荷試験が陰性(症状なく摂取できた)場合には、その量を増量なく反復摂取し、3-6か月後を目処に次の量の負荷試験を行います。中等量の摂取が可能となると多くの加工品が摂取可能となり、生活の質の改善が望まれます。日常摂取量が摂取可能となった場合には、集団生活での制限は解除となります。

現在まで、この試験に代わる検査はなく、検査を希望されない場合、現状の食物除去や管理を継続頂きます。

負荷試験後の経過観察の方法

食物負荷試験で陽性となった方は、アナフィラキシー対応指導・栄養指導などが必要です。アレルギー外来の受け入れ可能人数には限りがあるため、当院と連携して行います。

エピペン処方を希望される方へ

アドレナリン自己注射薬の処方はアナフィラキシーの既往もしくはハイリスクの方のみに行っております。また、安全な薬剤ではありますが、針による切創、出血などの報告もあるため、適切な投与方法の指導を行った後に処方しております

新規処方を希望される場合には、「はじめて食物アレルギー相談を希望される方へ」に準じて予約をお願いいたします。
継続処方の場合には、木曜日を除き一般診療時間でも処方いたします

エピペン処方(初回)に関してはコチラもご一読をお願いいたします