インフルエンザワクチンの接種時期について
こんにちは、川崎市多摩区にあるなかむらこどもクリニックです。
今年のインフルエンザワクチンの接種が始まりました。
昨年は11月から1月にかけて流行し、お正月の救急外来は診察を待つ方々で大変混雑しました。
その経験からも、インフルエンザ対策は「早めの準備」が大切だと実感しています。
「もう始めても大丈夫?」というご質問について
当院では、不活化インフルエンザワクチンの接種をすでに開始しています。
患者さんから「10月に打つのは早すぎませんか?」とご相談をいただくことがあります。
実際の感染状況をみると、川崎市のインフルエンザ患者数は定点観測(医療機関ごとの報告)で、
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2025年9月21日時点:0.93人(昨年は0.55人)
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当院がある多摩区だけで見ると:0.75人
となっており、流行期の目安「1.0人」に近づいています。
昨年よりやや早いペースで患者数が増えており、すでに流行の兆しが見え始めています。
インフルエンザワクチンの効果と持続期間
接種から約2週間で効果が出始め、半年程度持続します。
つまり、10月に接種を開始しても効果が切れてしまう心配はなく、むしろ早めに接種しておくことで安心して冬を迎えることができます。
ご家族みんなで、早めの対策を
お子さんだけでなく、ご家族全員がインフルエンザにかかると大変です。
家庭内感染を防ぐためにも、保護者の方の接種もあわせてご検討ください。
登戸(のぼりと)の小児科 アレルギー科|なかむらこどもクリニック
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