今年もインフルエンザが猛威を振るっています
- 2025年11月12日
- 小児科
今年は全国的にインフルエンザの流行が昨年より早く、川崎市では11月の時点で「流行発生警報」が発表されています。
当院が参加している川崎市のリアルタイムサーベイランス(外部リンクあり)によると、11月11日時点で多摩区では1つの医療機関あたり、週に平均40人近くの患者報告がある状況です。
先日、川崎市医師会主催の外来感染対策向上カンファレンスに参加したところ、今年は「A香港型」と呼ばれる株が中心に流行しているとのことでした。
この型は、ワクチンによる発症予防効果がやや低いとされており、ワクチン接種をしていても油断せず、手洗い・うがいなどの基本的な感染対策が大切です。
ただし、ワクチンには重症化を防ぎ、症状を軽くする効果があります。
「打っても意味がない」ということではありませんので、引き続き接種をおすすめします。
また、例年A型の後にB型の流行が予想されます。
すでにA型にかかった方でも、B型への感染を防ぐために、ワクチン未接種もしくは2回目が必要な方では回復後(おおむね解熱して1週間ほど経過してから)を目安に、接種のご予約ください。
★登戸(のぼりと)の小児科 アレルギー科|なかむらこどもクリニック★
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