子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種
現在17歳から27歳の女性の方が対象となります:
・キャッチアップ接種(公費助成)の期限が迫っています。
・自費で3回接種すると約9万円かかります。
定期予防接種の対象者は小学生6年生から高校1年生相当の女子ですが、来年(2025年)3月31日までは、キャッチアップ接種といって、1997年度から2007年度に生まれた女性(現在17歳~27歳)も公費助成を受けて自己負担なく接種することができます。公費助成を受けずに、自費で3回接種をすると自己負担は9万円近くと、高額になります。
キャッチアップ接種を標準的な接種間隔で公費での3回接種を完了するためには、今年の9月までに開始する必要があります。
子宮頸がんは一般的ながんと異なり、20歳代から発症率が上昇し、40歳代でピークを迎えます。2019年には40歳代では2500人、30歳代では1500人程度の方が新たに子宮頸がんと診断されています。この子宮頸がんの95%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こりますが、ワクチン接種により予防することができます。
子宮頸がんは初期のガンであれば、子宮の温存ができますが、早産のリスクが高まることがあります。また、進行すると妊娠・出産ができなくなる可能性が高まります。是非、接種をご検討ください。
ワクチンはWeb予約からご予約頂く事ができますが、ご不明な点がございましたら、電話044-935-5001にてご相談ください。