祝!指導していた大学院生の研究論文がアクセプト(受理)されました!
大学を退職して2年程経ちますが、実はクリニックでの業務の傍ら、博士課程の若手医師(いわゆる大学院生ですね。)の指導を継続していました。
大学では、講師でしたので、学生や大学院生の研究の手助けをしていました。退職したからといって、学生の皆さんさようならとはいかず、大変ではありましたが、細々と指導を継続していました。
私の大学での研究テーマはアトピー性皮膚炎のお子さんの自然歴(よくなるかならなかいかなど)とやや壮大なテーマでしたので、大学院生には病院にとても多く来院されていた食物アレルギーに関する研究をテーマにしました。具体的には、「食物アレルギー児に対する経口免疫療法の効果」を調べる目的で、4年程度の診療実績を調査し、治療が奏功するひととしない人の違い、どの程度治療を継続すべきかなどを検討しています。
論文は「Optimal period for achieving sustained unresponsiveness in peanut oral immunotherapy」という題名で、Asia Pacific Allergyというアレルギー専門誌に掲載される予定です。
なかなか、受理されずに時間がかかってしまいましたが、これで一安心ですので、クリニック業務にさらに専念します!